日本の春を感じるメニューとは

芽吹きを楽しむ料理

旬の食材を使った料理は季節を感じさせてくれます。
日本で春と言えば3月から5月上旬にかけてですので、そのころ旬なものを採り入れたメニューが良いでしょう。
特に3月はようやく暖かくなり、木々が芽吹く頃ですから、山の春を感じさせる食材を使うとほっこりします。
山菜やたけのこなどを上手に使うと良いでしょう。
山菜は灰汁が強いので、水によく晒したり、何度か煮こぼしてえぐみを取ったりする必要があります。
歯ごたえが楽しいので、そのまま酢の物にしたり、和え物やお浸しにしたりして興じるのがお勧めです。
また、本当に春の食材でなくても、色からイメージを作り出すのも良い方法です。
例えば錦糸卵を使って菜の花をイメージしたり、緑黄色野菜の緑で新芽の若々しさを演出したりするのも上級テクニックです。

器に凝るのも良い方法

料理は器で大きく変わりますから、器を春のものにするのも良い方法です。
例えば梅や桜はとても良く春を表現してくれるモチーフなので、箸置きや食器に使うととても春らしくなります。
テーブルクロスを草木染めのような淡い色合いのものにするのもお勧めです。
桃色、黄緑、黄色などは春を連想しやすい色づかいでしょう。
また、食材の切り方も工夫して、人参をはなびらのように切ったり、蝶や花に見立てたりするのも良い演出です。
春には行事もありますので、ひな祭りや花見、節句などの行事を積極的に食卓にも取り入れるのも良い方法です。
寿司や餅、ちまきなど、昔から食べられている特別な料理をうまく採り入れて、季節を感じるのも楽しいでしょう。

春の食材おすすめは

春の食材でおすすめなのは、魚介類なら鰆、鯵、カツオ、白魚などです。
鯛やアサリ、ホタルイカなども出回る時期です。
野菜なら、やはり菜の花やたけのこは外せません。
フキやわらび、百合根なども春そのものという食材です。
おすすめのメニューは、こうした山菜などを炊き込んだ炊き込みご飯です。
アサリやハマグリは汁物にすると良いでしょう。
菜の花は和え物にするととても良い副菜になります。
これだけでも、もう食卓は春満開となります。
主催は旬の魚の塩焼きがお勧めです。
秋冬とは違って脂身がとてもあっさりしていますので、薄味の西京焼きなどがピッタリでしょう。
まだ寒い日も多いですから、あっさりとした味付けの煮物などにしても良く合います。
和食の基本は一汁三菜ですから、うまく組み合わせましょう。
また、和食は懐の広い料理法なので、海外の料理もうまく採り入れることが出来ます。
キッシュやパスタも、食材を春野菜にして、かつおだしで作ればすっかり和食になります。
マリネやディップなども、アイディアをうまく採り入れて和食に仕立てるのも楽しいでしょう。

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